映画『ドクター・ストレンジ』観客を別次元に連れて行ってくれる“4つの魅力”

映画『ドクター・ストレンジ』観客を別次元に連れて行ってくれる“4つの魅力”

カンバーバッチは、苦悩する天才役がほんと上手い!

どうも、見習いジェダイ(@EntameLife321)です。

人生最大の挫折から魔術師ヒーローへ成長する天才外科医を描いたこちら。

『ドクター・ストレンジ』

『ドクター・ストレンジ』

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)14作品目として、2017年に公開。

地球を守るヒーローチーム“アベンジャーズ”に参加することも明らかになっている、新ヒーロー“ドクター・ストレンジ”の単独作品ですね。

“異次元”を舞台に描かれる魔術師同士の戦いなど、これまでのMCU作品になかった興奮要素がいっぱい詰まったこの作品!

そこで今回は、映画『ドクター・ストレンジ』が観客を別次元に飛ばしてくれる“4つの魅力”について書きました!

映画『ドクター・ストレンジ』の4つの魅力

①天才を演じるカンバーバッチの魅力

絶望した天才外科医から、魔術師ヒーローへと大変身する今作の主人公を演じるのは、英国俳優の中でトップクラスの人気を誇る“ベネディクト・カンバーバッチ”

ベネディクト・カンバーバッチ

カンバーバッチといえば、端正な顔立ちと落ち着いた雰囲気からか、様々な作品で天才役を演じてきました。

特に『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2013)では、人に合わせることができない天才の孤独さや繊細さの表現がとにかく素晴らしかった作品。まさに“カンバーバッチにしかできない演技”でした。

そして、この複雑な背景を持つ天才役の演技をマーベル・スタジオも大絶賛し、この作品をきっかけに『ドクター・ストレンジ』の主人公役としてオファーすることを決めたんだとか。

しかもこの話のすごい所が、マーベル・スタジオがストレンジ役をオファーした際、多忙を極めていたカンバーバッチはスケジュールが厳しいことを理由にこの話を断るも、どうしても彼に演じてほしかったことから、なんとカンバーバッチのスケジュールに合わせてマーベル・スタジオは作品の公開スケジュールを遅らせたのですよ!!

様々な作品が繋がっているMCU作品を製作するマーベルスタジオが、一人のスケジュールに作品公開を合わせるって、なかなかあることじゃないと思いますね。

そういった経緯もあって主人公“ドクター・ストレンジ”役に大抜擢されたカンバーバッチですが、今作の演技ももちろん素晴らしかった。

他人と話をするときの感情がこもっていない話し方(見下している感じ)から、絶望から生き甲斐を見つけたときの目の輝き、そして自分の存在意義を受け入れた覚悟など、カンバーバッチだからこその演技がストレンジをより素晴らしいものにしていました!

②理解を超えた世界の存在に、自分の小ささを気付かされる物語

輝かしいキャリアで天才”と呼ばれていた人生を送っていたストレンジでしたが、ある日の交通事故によって全てを失ってしまいます。

スティーヴン・ストレンジ

最先端の医療技術に携わっていた彼が、最後に救いを求めたのが信用していなかった“魔術の力”。

自分の技術だけを信じ「信じる者は、救われる」という考えが嫌いだった男が、思考の限界を超越し常識を超えた存在≪魔術≫を受け入れる物語なのです。

富も名声も何もかも手にしてきたストレンジが、新たな世界では魔術を必死に学ぶ小さな存在になる部分が物語の大きな魅力になっているのです。

これまでのMCU作品が成功してきた大きな理由は、様々な人物の苦悩をリアルに描き、多くの人の共感を集める物語にしたこと。それをまさに、今作でも描いていたのです!

魔術を習得したストレンジが、かつての恋人に再会したとき「カルト集団」と呼ばれたのも、理解を超えた存在が周りからどう見られているのかわかる瞬間で面白かった(笑)。

③現実と異次元のバランス

ストレンジが教えを乞う、魔術師集団は太古の昔から存在していました。

そこで生まれる疑問が「なぜ今までの作品出てこなかったのか?」。

その理由は、魔術師たちが地球を守るために戦っていたのが“神秘的な脅威”だったからです。

神秘的な脅威というのは、普通の人たちが暮らす次元とは別の次元に存在する脅威で、通常だと普通の人の目に映る事すらありません。

今作は多次元≪マルチユニバース≫という概念で生まれる「アストラル次元」「ミラー次元」「暗黒次元」など、これまでMCU作品で描かれたことがなかった“異次元”を舞台に物語が進みます。

つまりストレンジ達が戦う異次元は、普通の人々が暮らす次元には影響はないため、ストレンジらが見ているド派手な映像の中で戦闘が起きても、その横を通る一般人には何も感じないわけです。

多次元での戦い

なので普通の人々が暮らす次元に何も影響がないのは、彼ら≪魔術師≫が次元を飛び越えてやってくる勢力から地球を守っていたからなのです。

また、多次元を行き来するためには、スリング・リングという指にはめる魔具が必要のため、それを奪うと強力な魔術師ですら次元の行き来ができなくなります。

こういった設定を綿密に巧みに取り入れることで、私たちの知っている現実世界を崩さずに、“多次元”という複雑な世界観を生み出しているのです!

これまでにもMCU作品では『マイティ・ソー』では神々の国≪アスガルド≫、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では宇宙、『アントマン』ではミクロの世界など、私たちが見たことない世界を、私たちの知っている世界を壊すことなく見事に描いてきましたよね。

④ドクター・ストレンジならではの戦闘方法

そしてもっとも面白いな、と思った設定がヒーローとなる主人公が“医者”だったという部分。

「ドクター・ストレンジならではの戦闘方法」というと、魔術を使った戦いが一番に挙げられますが、私がいいなと思ったのは、以前は人を救う立場だったゆえに、たとえ人々を脅かす脅威であっても“人を殺める”ことができないところなんです!

もちろん、容易に殺そうしてするヒーローはいませんが、市民を守るためにやむ得なくそういった状況になることがほとんどですよね。

つまり、この“医者”と“ヒーロー”の立場の違いにストレンジは苦悩するわけです。

ドクター・ストレンジ

どうすれば敵(人)を殺めずに、人々を脅威から守ることができるのか。

そういった他のヒーローにはないポリシーがあるストレンジだからこそ、物語終盤の最終決戦など“ストレンジだからこその戦い方”は素晴らしいものになっていました!

まとめ

映画『ドクター・ストレンジ』が観客を別次元に連れて行ってくれる“4つの魅力”は、

●“絶望した天才(外科医)”を演じるカンバーバッチの魅力
●理解を超えた世界の存在に、自分の小ささを気付かされる物語
●現実と異次元のバランス
●ドクター・ストレンジならではの戦闘方法

この作品がアベンジャーズにもたらす影響は、ものすごく大きいものとなるはず。

今後の作品でのストレンジの活躍が楽しみになること間違いなしですね。

ドクター・ストレンジ

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