ディズニーパークとジョージ・ルーカスの特別な関係

ディズニーパークとジョージ・ルーカスの特別な関係

スター・ツアーズは気持ち悪くなるから、一回でいい!!

先日一緒に行った、ディズニーランドで妻に言われた一言(笑)。どうも、見習いジェダイです。

銀河の彼方に広がるスター・ウォーズの世界を体験できることで大人気のアトラクション“スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー”

酔いやすいアトラクションとしても有名ですが、、、もちろん大好きな人も多いですよね!

あのハイパースペースに乗って、作品に登場する場所を飛び回って、気分はすでにもうジェダイ!!!

今ではすっかり、トゥモローランドを代表するアトラクションとなった“スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー”ですが、実は前身アトラクション“スター・ツアーズ”が東京ディズニーランドにオープンしたのは1989年。

そう、ディズニーがルーカスフィルムを買収した2012年よりもっと昔なんです。

すると、もちろん浮かんでくるこの疑問「なぜ、ディズニーにスター・ウォーズのアトラクションが?」

この記事では、“ディズニーパークにスター・ウォーズのアトラクションが誕生した理由”を調べてみてわかった、ディズニーパークとジョージ・ルーカスの関係について書きました!

ディズニーパークとジョージ・ルーカスの関係

ディズニーに影響受けた少年ルーカス

スター・ウォーズという巨大な世界観を作り出した創造主“ジョージルーカス”は、1944年生まれ。

アニメやSFが大好きだった少年ルーカスは、当時はCGとかもないため映画よりもテレビが大好きな子供だったそうです。

そんな少年ルーカスが10代に成長した、1955年に初のディズニーランドがアメリカ・カルフォルニア州にオープン!

もちろん家族に連れて行ってもらった少年ルーカスは、ディズニーが創造した空想の世界を具現化したパークをみて大興奮。彼もまた、ディズニーランドに魅了された一人だったわけです。

ジョージ・ルーカス

その後、更にSFの世界にどっぷりハマっていきながら成長し、様々な作品を生み出しながら、ルーカスはご存知『スター・ウォーズ』を1977年に公開するのです。

ハリウッドで大成功を掴むルーカスですが、その心には私達と同じくディズニーの思い出が詰まっていたわけですね。

きっかけは、伝説のアトラクション“キャプテンEO”

『スター・ウォーズ』以降に発表した作品も、次々と大ヒットさせていくルーカス。

そんな彼が設立した映画制作会社ルーカスフィルムのグループには、特殊効果やVFX技術に特化した“インダストリアル・ライト&マジック(ILM)”という子会社が入っています。

インダストリアル・ライト&マジック

技術力を高めるために、ルーカスフィルム作品だけでなく、数々の大ヒット作品に参加してきたILMは、ハリウッドの中でも確固たる地位を築く会社へと大きく成長していきます。

そのILMの映像技術に目をつけたディズニーは、パークのアトラクションにも取り入れていくのです。

つまり映像技術を通して、ルーカスフィルムとディズニーは信頼関係を深めていったわけですね。

そして、ディズニーはついにルーカスの手を借りた、新型アトラクションを1986年にオープン。

それが今では、伝説のアトラクションと呼ばれている“キャプテンEO”だったのです。

キャプテンEO

トップスターのマイケル・ジャクソンを主演に、当時にはなかった画期的な映像技術を盛り込んだシアター型のアトラクション“キャプテンEO”は、現在ある世界中のパークの映像技術に大きな影響を与えたアトラクションと言われています。

キャラクター権利を大切にしたジョージ・ルーカス

幼いころ、ディズニーランドに魅了されたルーカス。ルーカスフィルムの画期的な技術力をパークに取り入れたディズニー。

こうやって見ると、お互いに大切な存在であったことは容易に想像できますよね。

しかし、ハリウッドで大成功した作品の登場人物や世界観を、ディズニーパークに登場するとなったら、お互いの関係性とともに重要になってくるのが“キャラクター権利”

ルーカスフィルムをはじめとした映画スタジオというのは作品を製作する会社であり、製作した作品を各国の映画館での公開やマーケティングなどは配給会社が担当するのが一般的。

このスタジオと配給会社の関係は、制作した作品をもとに契約していくわけですが、その契約の内容に“キャラクター権利”も当然関わってくるのです。

つまり契約次第では、スタジオが勝手にキャラクターを商品化したりできないわけですね。

このキャラクター権利を巡る事件と言えば、ウォルト・ディズニーが発案したキャラクター“オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット”。

ウォルト自身が発案したにもかかわらず、配給会社との契約で権利が彼の手から離れた、という話が有名。

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット

それをきっかけに誕生したのが、後にディズニーのトップに君臨する“ミッキー・マウス”だったわけで。結果的に世界的なキャラクターを生み出すことに成功したウォルトですが、このキャラクターの権利で結構大変な思いをしていたわけです。

そのことが頭にあったのかわかりませんが、ルーカスもまた『スター・ウォーズ』の配給会社である20世紀FOXとの契約時に、監督料などのギャラを低くすることを条件に、キャラクターの権利は自身が管理することを希望したのです。

当時はまだ無名のルーカスが作った『スター・ウォーズ』の脚本は様々な配給会社に見捨てられ、やっと辿り着いた20世紀FOXとの契約の時ですら、彼は今後広がる作品の可能性を信じていたわけです。

こういった奇跡も重なり合ったことで、ルーカスはディズニーと手を組み、スター・ウォーズの世界観を用いたアトラクション“スター・ツアーズ”が誕生し、ディズニーパークにスター・ウォーズのキャラクターがいる今がある、というわけですね。

まとめ

現在も新シリーズが世界中で大ヒットしている『スター・ウォーズ』の創造主ルーカス。彼もまた、我々と同じくディズニーに魅了された一人でした。

自身の体験や、アトラクションの共同開発を通してルーカスは、多くの人に夢を与えるディズニーに託す気持ちで、『スター・ウォーズ』の権利を含む“ルーカスフィルム”を売却することを決意したのかな、と思いました。

映画史に残る超大作『スター・ウォーズ』、世界を魅了し続ける『ディズニーパーク』。

その2つの間にある、長い年月を積み重ねて固い絆で結ばれた関係が、今のパークの繁栄とシリーズ最新作を大ヒットに導いたことに違いありませんね。

ルーカスとディズニー

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